担当|日左連
O様邸住宅新築工事の現代しっくい仕上げ
健康に良い自然素材の「しっくい」を塗りたいというO様のご依頼で、内部のリビングや書斎に「現代しっくい」を塗らせて頂きました。
現代しっくいは、金鏝で押える工法ではなく、骨材の入ったしっくいを塗り付けて、
水持ちのあるうちに鏝などでパターンをつける仕上げのことを言います。
実はヨーロッパはスイスやスペイン、フランスなどでこのような工法でよく塗られていて、
それらのしっくい材が日本にも輸入されて多く塗られております。
きっと写真のような大壁の住宅が増えてきたことがその要因だと思われます。
今回は、村樫石灰工業の「村樫の現代しっくい」という材料を使用して、
少しクリーム色になるように色粉を入れてランダムにパターンを付けた仕上げ方法を行いました。
施工のポイントは、素早く塗り付けパターンを出していかないと塗り継ぎが出てしまうため見た目が悪くなってしまうことです。
満足のいく仕上がりになったと思います。
(群馬県前橋市)目崎左官

日左連 まるわかりニュース編集
「しっくいをもっと知ってほしい!」から生まれたしっくいまるわかりニュース。しっくい講習会の様子や知ってると得する豆知識などさまざまな情報をお届けします。